どーもです。
コロナウイルスの影響で、おうち時間が増えたので、PCばかりではなく読書にも取り組んでみようということで始めました。
近所に市立図書館があるので無料で本は読み放題♪ 気になる本を読んでレビューしていきたいなと思います!
本のタイトル「FXシステムトレード 儲ける投資術(年率200%)」
出版社「日本実業出版」
中古価格 |
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<感想>
発行されたのは10年以上前なので、現在とシステムなどの状況は異なっています。特にインターネットの接続については「ADSL」とか書いてあったので、非常に歴史を感じました(笑)。
FXについての基礎知識確認のつもりで読んでみました。
まず初めに、この本を手に取ったのは「年率200%」ってね~(笑)・・・という、「そんなにうまくやれるんですかね?」という気持ちです。
決して「200%獲れるぜ! すぐにでもやってみよう!」なんていう気持ちではないです。
本書ではFX取引、とりわけシステムトレードについての基本的な考え方、システムのルール作りについて初心者向けに書かれています。ただし、筆者も注意しているように、ここで言うところの「初心者」というのは「システムトレード初心者」であって、「FX初心者」ではありません。ある程度FX取引をしているという経験者に向けて書いてあるので、専門的な用語などはいちいち詳しく解説はしていません。
興味がある程度の知識で本書と向き合う場合は、必要に応じて用語を調べたり、実際にチャートの動きを見ながら読み進めることをお勧めします。
ただ、理論的な考え方や裁量トレードとの比較、基礎知識の確認には非常に読みやすい本だと思います! 以下にポイントを紹介します。
<基本的なテクニカル分析>
○ 2種類のテクニカル分析 ○
① トレンドフォロー系
相場がトレンドを形成する、高値や安値を更新していく(一方的な値動き)、チャートが一方向に動く(右肩上がり or 下がり)の時に参考とすべき指標です。
この指標を参考にして、相場がまだまだ「買い」なのか「売り」なのか判断をしていきます(価格の動き・方向性を測る)。
例)移動平均線(MA)、ボリンジャーバンド、移動平均収束拡散法(MACD)
※ 私個人的には3番目のMACDを参考にすることが多いです!
② オシレータ系
相場がトレンドを形成しておらず、ある程度のレンジ(高値と安値の間)を行ったり来たりしている場合に参考とすべき指標です。ある一定のレンジの中でどこが高値 or 安値かを判断する材料になります。
例)相対力指数(RSI)、順位相関指数(RCI)、乖離率、ストキャスティクス
※ 私個人的にはRSIと乖離率を参考にすることが多いです!
あまり気負いせずにさらっと読めました。
内容的にはわかりやすい方だとは思いますが、バックテストや分析については、もっと簡単にできる方法が今はあるので、ベーシックな考え方や分析方法の意味という観点で読めるといいと思います!